BCP入門編WEBセミナー出席

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BCP入門編WEBセミナー出席

9月30日に静岡県中小企業診断士協会主催でBCP入門編WEBオンラインセミナーが開催されましたので、出席してみました。

講師は私も組合員となっている静岡県BCPコンサルティング協同組合の石井さん(中小企業診断士)です。

次のようなことを考えつつ、セミナーを視聴していました。

今までのBCPのモデルプランの弱点

  • 感染症に対して深堀をしていない

今までのBCPは主に地震や風水害など自然災害への対応をメインとして策定されてきました。

でも今後は、新型コロナウイルス感染症などの感染症にも対応できるBCPでなければならない時代です。

今まで、中小企業がBCPを策定する際は、県や中小企業庁が作ったモデルプラン(様式集)に沿って行っていましたが、これらのモデルプランは残念ながら感染症への影響や対策についてあまり触れられていません。

それが、現在広く利用されているBCPモデルプラン(書式集・様式集)の弱点といえます。

 

感染症に対応するBCPが必要

  • 新型コロナウイルス感染症に十分対応できるBCPが必要

ということで、これからは新型コロナウイルス感染症に十分対応できるBCP作成が必要となっています。

そこで、今回の新型コロナウイルス感染症のこともあり、静岡県では感染症に対応するようなBCPを考える上で役に立つ補助シートを発表しました。(暫定的なものです)

補助シートは静岡県のホームページからダウンロードできます。

 

今回のセミナーでは、BCPの基本に加え、その補助シートの紹介もありました。

実際に感染症対策を考える上で、利用できるシートです。

 

感染症対応のための補助シート

感染症対応のための補助シートは下の図のような構成になっています。

感染症の段階に応じて、対策を考えて記入するようになっています。

感染症対応補助シート

記入例もあり、それを見て順番に考えていけば良いようになっています。

感染症対応補助シート記入例

※http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-510/bcp/modelplan/documents/koronakisairei.pdfより切り抜き

今後、国等公的・準公的な機関から新型コロナウイルス感染症にも十分対応できる新たなBCPモデルプランが発表されると思われますが、それまではこの補助シートを使って感染症対応のBCPを作っていくのが良いでしょう。

新聞記事に掲載(10月7日追記)

参加したセミナーのことが地元紙 静岡新聞に掲載されていました。

アップします。

※10月3日静岡新聞朝刊より

記事にも書かれている静岡県BCPコンサルティング協同組合は豊田も組合員になっています。

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