事業継続力強化計画が感染症対応に
経済産業省(中小企業庁)が中小企業に策定を勧めているBCPの簡易版ともいえる「事業継続力強化計画」が新型コロナウイルス感染症にも対応するものになりました。
とはいっても、記入する書式(様式)が変更になったのではないのですが。
「事業継続力強化計画策定の手引き」がバージョンアップ
- 新型コロナィルス感染症への記述例を記載
事業継続力強化計画策定する上で書式記入の際の手引きとなる「事業継続力強化計画策定の手引き」が10月5日にバージョンアップされています。
新型コロナィルス感染症に関しても記入できるように、記入例が加筆されています。
今までの「手引き」には感染症への対応について実際の記述例は記載されていませんでした。
ですが、今回のバージョンアップで新型コロナィルス感染症への対応記述例が記載され、
新型コロナウイルス感染症について記述を希望する方は、この記述例を参考にすれば比較的容易に新型コロナウイルス感染症にも対応する事業継続力強化計画が策定できるようになりました。
記載例を2つ挙げておきます。赤で囲っている箇所が今回のバージョンアップで加筆されたところです。
※https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/antei/bousai/download/keizokuryoku/kyoka_tebiki.pdfより切り抜き
新型コロナウイルス感染症についても計画に記述しておきたいと考える方は、「手引き」の感染症の記載例を参考に進めていけばよいと思います。