感染症対応BCP補助シート
静岡県が公開しているBCPモデルプランに感染症対応補助シートが追加
- 新型コロナウイルス感染症にも対応できます
従来の多くのBCPモデルプラン(書式集)は自然災害への備えが中心で、感染症の流行には十分対応できていませんでした。
そこで、静岡県では感染症に対応できるように『静岡県事業継続計画モデルプラン(入門編)』に利用できる感染症対策補助シートを追加しました。
このシートを使えば新型コロナウイルス感染症にも対応したBCPが策定できます。
静岡県事業継続計画モデルプラン(入門編)のページで入手できます。
このシートを使えば、感染症について詳しい知識を持ち合わせていない中小企業でも簡易に取り組めるようになっています。
もちろん静岡県外の事業所でも利用できます。
感染症補助シートの特徴
- 感染症の発生段階ごとに対策を考える
今回追加された感染症対応の補助シートでは、感染症の発生段階ごとに経営への影響や対策を検討できるようになっています。
感染症の発生段階は以下のように5段階に分類しています。
- 海外発生期
- 国内発生早期
- 拡大・まん延期
- 小康・再燃期
- 収束期
5段階に分け、各段階ごとに従業員の感染や長期的な資金確保、サプライチェーン(調達・供給網)などについて検討できるような仕組みになっています。
下は記入例の画像です
感染症対応補助シート記入例
※http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-510/bcp/modelplan/documents/koronakisairei.pdfより